2 つの専用イメージングシステムを統合することで得られる利点:ライカ TCS SP8 DLS (デジタルライトシート) では、共焦点のフル機能と、試料に優しいシート照明を 1 台の顕微鏡にまとめました。新開発の TwinFlect ミラーにより、ライカ TCS SP8 共焦点プラットフォームが、操作の容易な多用途ライトシート顕微鏡に変わります。

 

 

ライトシートイメージングの原理

 

ライトシート顕微鏡法は、試料を 1 枚のシート状に照明することで、感受性の高い試料や速い生体内プロセスを、試料を傷めずに観察する方法です。焦点外での励起がないため、光毒作用の発生は焦点面のみに限られます。またこの方法は自動的に光学セクショニングを行うことでもあり、ライトシートを横切る方向に試料を動かすことで試料の 3D イメージングが可能です。

 

 

 

 

急速な周期運動の追跡

 

LAS X ソフトウェアの新しい xytz スキャンモードにより、単一平面の時系列画像が得られ、これらを融合して 4D 動画を作成することができます。これによって、従来の Z スタックのタイムラプス記録では追随できないような高速の周期運動、たとえばゼブラフィッシュの心臓の拍動を追跡することが可能になります。

 

 

 

 

常に適切なレーザー

ライカ TCS SP8 共焦点顕微鏡の可視光レーザーはすべてライトシートイメージングに利用できます。ライトシート実験に最適の蛍光色素を選ぶ上で自由度が最も高いのは白色光レーザーです。白色光レーザーを使えば、多色実験でスペクトル的に近接した蛍光試薬を用いることも可能になります。

 

 

卓越した光学系

 

広範な用途に対応する優れた対物レンズはライカマイクロシステムズの特徴の一つです。ライトシートを垂直に旋回させるシステムのコアは、対物レンズと TwinFlect ミラーで構成されています。照明用対物レンズとしてライカ HC PL Fluotar 2.5x/0.07 とライカ HCX PL FLUOTAR 5x/0.15 が用意され、そのいずれかを選ぶことで、実験条件に適した形状のライトシートが得られます。検出用対物レンズとしては、細部を観察するか広い視野を望むかによって、ライカ HC FLUOTAR L 25x/0.95 W とライカ HC APO L 10x/0.3 W 水浸対物レンズのいずれかを選択できます。