ショウジョウバエの幼虫:試料作製および画像取得はAndres Käch博士、試料提供はチューリッヒ大学分子生命科学研究所(スイス)のダミアン・ブルンナー教授の研究グループのご厚意によるものです。
画像: 筋肉、絨毛および細胞小器官(例、ミトコンドリア)

フリーズフラクチャーおよびフリーズエッチングの重要性とは?

  • フリーズフラクチャーとは、内部構造を観察するために、凍結した試料を割断する技術です。
  • フリーズエッチングは、もともと表面に現れていない割断面を詳細に観察するために、真空下で割断面から氷を昇華させます。

 

いずれも、TEMおよび低温走査電子顕微鏡 (クライオSEM) 分析用に細部に至るまでの状態を維持するための最も高感度な手法です。 サイエンスラボでは、フリーズフラクチャーおよびフリーズエッチングの紹介を行っています。Introduction to Freeze Fracture and Etching.

Leica EM ACE900をお勧めする理由とは?

ライカEM ACE900は、ハイエンドの試料作製システムです。試料のフリーズフラクチャー、フリーズエッチング、そして電子ビームコーティングの機能を1台の機器に集約。

回転するクライオステージを持つ電子ビームによる高解像度のカーボンおよび金属のミックスコーティングを使用して、どのようなTEMおよびSEM分析にも対応する柔軟なシャドウイングのオプションを提供。 

試料と割断ナイフの搬送装置用ロードロック、各電子ビーム源用のゲートバルブによって、装置は常に真空状態に保たれ高速かつ清浄な運転条件を維持することができます。

この装置は、EM試料処理ツールの中心となることでしょう。

研究に境界線はありません

「Leica EM ACE900フリーズフラクチャーシステムでは冷却コンセプト、ミクロトーム、シールド、電子ビーム、ロードロックを見直し、Leica EM VCT500との接続によってクライオSEM処理プロセス全体での試料保護を行います。」

最新のユーザー・インターフェースを搭載したことで簡単に操作できます。

様々な分野における知見

    • 生物学: 膜、細菌、細胞小器官、タンパク質
    • 産業: 化粧品、食品、医薬品
    • 材料研究: エマルジョン、ポリマー、境界層、ナノ構造体、液晶

TEM(レプリカ法)または(Leica EM VCT500転送による)クライオSEMのためのフリーズフラクチャー。

高い再現性、高い試料保護性能

自動と手動操作(割断)を完璧に組み合わせ、試料作製で高い再現性と柔軟性が得られます。

関連するすべてのパラメーターを記録。

大型クライオシールド、試料シャッター、最適化されたサンプル搬送およびクライオミクロトームによって試料を十分に保護します。

操作は簡単 - 直感的で魅力的なユーザーインターフェース

Leica EM ACE900は、フリーズフラクチャーおよびフリーズエッチングの技術を研究室でのルーティンワークに変えます。

接続性

ご使用のLeica EM ACE900システムに、Leica EM VCT500真空クライオ搬送システムを接続!

Leica EM VCT500のドックはLeica EM ACE900に直接接続することができます。

Leica EM VCT500シャトルを使用すれば、試料を完全な状態でクライオSEMでの最終検査のために機器間を搬送することができます。 

わずか数時間で最高解像度の画像が得られます。

高速な操作

真空状態に到達するまで待つ必要はありません - 電子ビーム源、試料ホルダーと割断ナイフ用のロードロックで試料を高速に処理します。

 

環境責任

ライカ電子顕微鏡試料作製システムは、最高の技術と人間工学的な要求を満たすだけでなく、環境への影響が最小限となるように設計されています。

このことはLeica EM ACE900にとって何を意味するのでしょうか?

  • 冷却時のLN2消費量は前モデルと比較して約87%削減。クライオ作業時の1時間あたりのLN2消費量は前モデルと比較して約58%削減。
  • 作業温度まで冷却するための時間は、前モデルと比較して約33%短縮。 
  • 装置の小型化によって、包装、出荷および輸送コストの削減につながっています。 
  • 環境マネジメントシステムDIN EN ISO14001が実施されています。 

私たちは責任を持って行動し、2015年に環境管理についてDIN EN ISO14001認証を取得しました。