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寿命イメージング:蛍光でカラーを上回る成果を

従来、寿命イメージングは取得時間がかかる複雑で特殊な技術でした。 その使用は、経験豊かな顕微鏡ユーザーや物理学研究者に限られていました。 ライカマイクロシステムズは、現在の蛍光寿命イメージングの最先端を担っています。 ライカのシステムは、これまでになく高速で簡単に寿命イメージングを使用できるようにすることで、日常的な共焦点イメージング実験にメリットをもたらします。

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生細胞イメージング用ソリューションの弊社のエキスパートは、喜んでお客様の装置に関するサポートをおこないます。

蛍光寿命情報で共焦点イメージングを強化

蛍光寿命イメージング顕微鏡法(FLIM)は、蛍光色素固有の特性を活かしたイメージング技術です。 各蛍光分子は、固有の蛍光スペクトルに加えて、蛍光体が光子放出前に励起状態に留まる時間を反映する固有の寿命を持っています。 寿命解析により、標準的な蛍光強度測定に加え、新たな情報を得ることができます。

Single slice taken from a zebrafish heart showing the ventricle with an injury in the lower area. Image shows the nuclei of all cells (blue), nuclei of the cardiomyocyte (heart muscle cells, green) and the proliferating cells (red). Image courtesy of Laura Peces-Barba Castaño, Max Planck Institute for Heart and Lung Research.

品質の向上

蛍光寿命イメージングは、共焦点イメージングの質を改善する追加的な情報を提供します。 その情報は、重なり合った蛍光スペクトルを持つ蛍光プローブの区別や不要なバックグラウンドシグナルの解消に特に役立ちます。

機能的イメージング

FLIM は、イメージングデータの測定や定量化にとって極めて重要なアプリケーションです。 寿命情報は蛍光標識の濃度に依存していないため、機能的イメージングに非常に適しています。 機能的イメージングは、これまでのような分子種の位置や濃度の記録にとどまらず、分子機能、相互作用、その環境のさらなる調査を可能にします。

新規イメージングアプリケーション

さらに、FLIM は細胞の微小環境やサンプルの固有蛍光特性に基づいたイメージングを研究するためのバイオセンサーの使用など、斬新な応用を可能にします。FLIM、SP8 FALCONシステムによるイメージング応用に関する詳細については、このアプリケーションノートを参照してください。

寿命イメージングのスタンダードを築く

STELLARIS 8 は最先端のシステムで、STELLARIS 5 コアシステムの全ての利点に加えて、スペクトルが拡張された WLL と Power HyD ファミリーの専用検出器オプションにより、追加機能を提供します。

FLIMに対するライカマイクロシステムズのソリューションは、蛍光寿命を利用し、共焦点実験によってあらゆるサンプルから新たな次元の情報を抽出することを可能にします。 FALCONで細胞生理機能を調査し、細胞動態を探ってください。STELLARIS の Tausense の可能性によって、代謝状態、pH、イオン濃度などの機能情報に即座にアクセスすることができます。

シンプルで、統合されたプラットフォームによって、実験に関する新たな視点を得ることができ、実験の疑問に対する新たな答えを得ることができます。

高速かつ完全統合されたライフタイムイメージング技術

ライカマイクロシステムズは、高速で完全に統合された寿命イメージング技術のSP8 FALCONの発表によって、寿命イメージングの未来に対する新たな基準を打ち立てました。 ライカマイクロシステムズは、SP8 FALCON システムによりR&D 100 Awardを受賞しました。 この賞は寿命イメージングに対するソリューションの革新的アプローチを評価しています。

STELLARIS 8 FALCON

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