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ARveo Leica Leica Microsystems

拡張現実で術者の判断をサポート

ARveo 顕微鏡は、補完的イメージング情報を統合し、術者が観察画像をもとに的確に判断を下すのを後押しします。IGS(画像ガイダンスによる手術)データと弊社独自の GLOW 拡張現実(AR)テクノロジーで術者の理解をサポートします。

蛍光イメージングのリーダーとして 10 年、その間に培った技術から生まれた GLOW AR は、きわめて難度の高い脳神経外科手術において術者にこれまでにない手法で進むべき道筋を示します。

複雑精緻な画像センサーとアルゴリズムで、複数のスペクトルバンドの可視光と蛍光の信号を取り込み、最適化し、組み合わせます。その結果、自然な色合いの組織の忠実な再現と、正確な蛍光強度の描出が得られます。

血管脳神経外科手術の術野を拡張

GLOW800 拡張現実(AR)蛍光システムは、GLOW AR テクノロジーをベースとする最初の蛍光モダリティです。インドシアニングリーン(ICG)と組み合わせて使用すると、自然な色合いの大脳構造を、リアルタイムの血流を示す拡張現実画像とともに、奥行き豊かな立体感をもって観察できます。

中断することなく、あらゆる情報を網羅した 1 枚の画像

  • リアルタイムの単一画像を直接観察できるため、モノクロの NIR(近赤外線)血流ビデオの画像を見ながら、本来の解剖学的な観察像を連想するというプロセスは不要です。
  • 画像の均一化により周囲に暗部のない、奥行き豊かな立体感によって、明確な空間感覚が得られます
  • 脳動静脈奇形(AVM)であれ、動脈瘤の処置、バイパス、または微小血管減圧術であれ、GLOW800 モードの下、術者は必要なものを見落とすことなく、処置を進めることができます。

 

 

FL800 - NIR 蛍光画像
GLOW800 - 拡張現実(AR)蛍光イメージング

選択肢:4K 3D モニターでの観察

ARveo では観察方法を選択できます。

デジタル処理した拡張現実イメージング情報をどのように観察したいか選択できます。接眼レンズで観察する、または 4K 3D モニターで観察する、のどちらか、お好みの方法を選べます。

  • 31 インチ 4K 3D モニターは、顕微鏡本体または移動用カートシステムに簡単に取り付けできます。
  • 手術室内においてより柔軟に、リアルに体験できるように、カート搭載型 55 インチ 4K 3D モニターを追加設置することもできます。

GLOW800 では 3D 画像は観察できません。

選択肢:接眼レンズでの観察

術中、モニターを見るために、視線を術野から逸らしたくないというご希望がありますか?

その場合は CaptiView 視野内表示をご使用ください。必要とする補完画像情報が、高解像度で、接眼レンズ内に直接表示されます。

  • CaptiView はオープンアーキテクチャ設計のため、GLOW AR 蛍光システム、各社から提供される IGS ナビゲーションデータ、顕微鏡情報、さらには追加のインプットストリームを表示できます
  • 1,080 画素のフル HD ディスプレイは LED バックライト式で、高解像度、高コントラストの画像を表示します。このためモニターに視線を移して集中力を削がれることはありません。 

3D 画像をチームで共有

ARveo 顕微鏡は、術者の意志決定を支援する目的でデザインされていますが、それに加えて、一緒に働くチームメンバーの技量向上を願う術者の思いにも配慮しました。。

  • CaptiView 視野内表示では、術者だけでなく、アシスタントもそれぞれの接眼レンズ内でデジタルイメージングを直接観察できます
  • 大型画面での 3D 可視化は、複雑な症例におけるチームメンバーの理解の向上に寄与するだけでなく、知識レベルの増進をもたらします
  • 大型 4K モニターで 3D 画像を共有できれば、チームメンバー全員が術者の微妙な動きをフォローできるようになり、術中の作業の流れが改善します 

FusionOptics により、不可能を可能に

ARveo 顕微鏡では、光学性能を左右する核心部に画期的な新技術が採り入れられました。それが FusionOptics です。深い焦点深度と高解像度を同時に実現した FusionOptics テクノロジーは、今までにない優れた可視化の可能性を提供します。400 W のキセノン照明およびスモールアングルイルミネーションと組み合わせると、深奥部まで、明るく、ピントの合った画像が得られます。

FusionOptics のテクノロジー

  1. 2 系統の独立した光路:
  2. 一方の光路で高解像度を確保
  3. 他方の光路で深い焦点深度を確保
  4. 脳はこの 2 つの画像を融合させ、1 つの最適な空間画像を生み出します。

10 年にわたり蛍光技術をけん引

ライカ マイクロシステムズは 10 年以上にわたり蛍光技術研究をけん引してまいりました。飽くなき追求によって、今もなお蛍光技術開発の最先端であり続けています。

ARveo 顕微鏡には、弊社の最新の技術革新の成果である GLOW800 AR 蛍光システムと 他の 2 種類の蛍光フィルターを完全に統合することができます。

白色光と蛍光間の切り換え、そして蛍光モード間の切り換えは数クリックの操作で可能です。

FL400 蛍光システム

FL400 青色光蛍光システムは、米国でクラス I デバイスとして提供されます。

蛍光色素分子の蓄積量が多い組織は明るい赤またはピンクで、そうでない組織は青色で表示されるため、組織タイプを容易に識別できます。

FL560 蛍光システム

FL560 は、蛍光色素分子の蛍光可視化のためのフィルターで、ピーク波長は約 460 nm から 500 nm までの間です。

自然な色の生体構造と、明るい黄緑色の蛍光画像を同時に観察できます。 

GLOW800 AR 蛍光システム

GLOW800 AR 蛍光システムは、インドシアニングリーン(ICG) を使用して高コントラストの NIR(近赤外線)画像を取得し、それを白色光画像と組み合わせ、リアルタイムの血流によって拡張された、自然な色の生体構造の単一画像を生成します。

 

 

優れた人間工学的デザイン

ARveo 顕微鏡は巧みにデザインされており、ユーザーの好みの作業スタイルや体格に合わせてお使いいただけます。

快適なポジショニング

  • 作動距離が 600 mm と大きく、長い器具を自在に使用できます。
  • 360<sup/>°フル回転式の各種双眼鏡筒と、自由度の高いオプティクスキャリア位置決め機構を備え、ユーザーの体格に合わせて造作なく調整できます
  • 対向側アシスタントのために独立したファインフォーカスを用意し、最適な可視化を実現します
  • オプティクス キャリアの軽快な操作性と大きな可動域により、力を必要とする操作を軽減します

 

 

簡易なワークフロー

技術の世界では、大きな飛躍はそれが役に立って初めて意味あるものとなります。ソフトウェアからスイッチに至るまで、デザインを決定する際に人間工学と効率が配慮され、ユーザーはワークフローを中断することなく、拡張現実によって強化された外科手術のあらゆる利点を、存分に体験することができます。

  • 1 つのボタンで操作可能なオートバランス機構により、術前 / 術中のバランス調整を簡単迅速に行えます
  • ワンタッチ操作のドレープ内エア吸引システムは、術前のセットアップを迅速に行えるほか、各種の外科手術用ドレープに対応しています
  • システムを構成するデジタル AR 技術と録画システムはハンドル、ワイヤレスフットスイッチ、または新たに採用された多方向に動くマウススイッチを使用して操作でき、そのためにワークフローが中断されることはありません

堅牢な設計

弊社のパートナー企業である Mitaka から、手術室スペースを集約的、かつ柔軟に使用するための高品質オーバーヘッドスタンドが提供されます。

航空宇宙技術にヒントを得たこのスタンドは、堅牢なフルメタル構造で、リーチが長く、かつ設置面積はコンパクトです。