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病理研究向けソリューション

病理研究向けソリューション

病理研究向けソリューション

病理学の試料分析では、長時間にわたり顕微鏡を使用する必要があります。 顕微鏡の利用者にストレスや身体的な負担をかけ、効率性の低下につながる恐れがあります。 ライカの顕微鏡は快適な姿勢を保ち、負担を軽減するソリューションを提供します 病理診断の効率性向上に貢献します

病理検査作業に関連した課題

限られた時間の中で検査用の病理組織スライドを準備し、診断の正確性と信頼性を確保する必要があります。 試料を効率的かつ迅速に処理することで、病院やクリニックで患者の治療にあたる医師の要求に応えなければなりません。

病理学者は、何時間にもわたり顕微鏡で多くの試料を検査することがあります 姿勢拘束性の強い注視作業であるために、眼や頸部を主体とするVDT作業類似の疲労が発生します。 明るさの調整により、特に視力調節への過剰な負荷に起因するもの(調節性眼精疲労)が大きいと言われています。

病理学者たちは、より快適で効率的に顕微鏡検査を行えるソリューションが必要です。

Pathology Solution Suite の利点

顕微鏡による検査工程を快適にし、身体への負担のリスクを軽減、効率性を向上します。
 

自然な姿勢を維持  人間工学 に基づき、ステージとフォーカス調整用ノブの位置が対称に配置されているため、肩や背骨を適切な位置に保つことができ、手が疲れません。 顕微鏡操作用ノブは、オペレーター動作するのに無理のない距離に配置されています。

照明が自動調整され眼精疲労を軽減。倍率を変更したとき、自動で輝度が変更されるためまぶしすぎる、暗すぎるなど目に対する影響や 都度明るさ調整する必要はありません。

写真は、気管組織標本における照明輝度の例です。 高倍率(左)から低倍率(右)への対物レンズ変更後の結果: 右上:光調整なし 右下:光調整あり

より効率的なワークフロー ボタンの動作モード変更で、対物レンズ変更など冗長な動作を最小限にし、迅速に観察が行えます。 フォーカスとステージ制御用ノブが近い位置に配置されており、手の位置をあまり変えることなく顕微鏡操作ができます。

ニーズに合ったソリューションを見つける

ライカ病理組織検査用ソリューションスイート には作業を快適にし、効率的かつ迅速な診断を約束する、3 つの完全なワークフローソリューションが揃っています。 特定の用途のニーズに合わせた専用の構成が用意されています。

  • スタンダード: 病理組織診断用に最適です。
  • アドバンスト: 病理組織診断を毎日一定量実施される場合に最適です。 高輝度照明により、複数の観察者が同時に病理検査されるのに適しています。
  • プロフェッショナル: スライドガラス標本全体、またはその一部を高精細に、また作業負荷が高い場合に最適です。 カメラを搭載でき、デジタル画像化する病理研究に適しています。

スタンダードモデル

スタンダード構成は以下の作業に適しています

  • 病理組織観察による診断(通常診断)
  • 不定期の使用(術中迅速診断)
  • スライドをミクロに表示: 標準視野(最大 5 mm)

人間工学に基づく快適性

  • 固定位置視野角による快適な姿勢
  • フォーカスとステージ制御用ノブが近い位置に配置されており、手の位置をあまり変えることなく顕微鏡操作可能

<h2">アドバンストモデル 

アドバンスト構成は以下の作業に適しています

標準的な分解能、広域拡大(通常診断、試料の広域観察)を必要とする診断 平均的な作業負荷(一日数回) スライドの広域を表示: 中域視野(最大 8.8 mm) カンファレンス、診断等、複数の観察者による同時表示(オプション) 

人間工学に基づく快適性

鏡筒のアイポイントが作業しやすい角度で快適な姿勢を維持 フォーカスとステージ制御用ノブが近い位置に配置されており、手の位置をあまり変えることなく顕微鏡操作可能

プロフェッショナルモデル

プロフェッショナル構成は以下の作業に適しています

  • 高分解能で細部の微細な部位を診断したい場合
  • 高い作業負荷(終日)
  • スライド全体の表示: 広域視野(最大 10 mm)
  • 撮影用デジタルイメージングおよびモニター上でのライブ観察(オプションのデジタルカメラ)

より人間工学に基づく高い快適性

  • 鏡筒のアイポイントが作業しやすい角度で快適な姿勢を維持 
  • フォーカスとステージ制御用ノブが近い位置に配置されており、手の位置をあまり変えることなく顕微鏡操作可能
  • レンズ交換時も明るさが一定で、眼精疲労を軽減
  • ワンボタンで迅速な対物レンズ変更 

Customer experiences with a DM3000 microscope for clinical applications

Trudi de Jong and Marianne Noordanus, both from Rotterdam, describe how a DM3000 microscope helps them to perform their clinical microscope work more comfortably and efficiently.

Courtesy of: 
Trudi de Jong, Erasmus MC academic hospital Rotterdam, the Netherlands, Hematology 
Marianne Noordanus, Star-MDC, Medisch Diagnostisch Centrum, Rotterdam (The Netherlands) Microbiology

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病理学についてよくある質問

Show answer 病理学でカメラは何のために使用されますか?

カメラはドキュメンテーション、ライブ像での画像表示、カンファレンスなど拡大像を共有して検討等に使用されます。 また、特に画像に注釈を挿入したり、研究所や病院の情報システムにアーカイブすることが可能なソフトウェアを搭載したカメラであれば、結果の報告にも活用できます。

Show answer 標本によって必要なコントラスト法が異なるのはなぜですか?

顕微鏡検査では、何を見る必要があるかが重要です。 染色試料の構造や色合いを見る時は、明視野で試料を観察します。 非染色の細胞や組織の構造を特定する必要がある時は、位相差を使用します。 詳しくは、サイエンスラボの記事をご覧ください。 Factors to Consider when Selecting Clinical Microscopes.

Show answer 臨床分野に最も適したカメラはどれですか?

カメラにはカラーとモノクロがあります。 カラーカメラは染色内に存在する微差を視覚化し、試料について豊富な情報をもたらすため、病理学用途に最適です。 モノクロカメラはFISH(蛍光in situハイブリダイゼーション)等の蛍光アプリケーションに最適です。 詳しくは、サイエンスラボの記事をご覧ください。 Clinical Microscopy: Considerations on Camera Selection.

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