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顕微鏡 – 基本的な要件
どのようなツールが必要ですか?
細胞培養の日常業務には顕微鏡が必需品です。そして、この顕微鏡は倒立型であることが必要です。倒立顕微鏡では、対物レンズを観察試料の下方に、コンデンサーを試料の上方に配置します。こうすることで、対物レンズを観察対象の細胞に極力近づける一方で、大きな作動距離を確保できます。
動物細胞は本質的にコントラストが非常に低いために、培養細胞用顕微鏡は位相差コントラストなどの観察法をサポートできる必要があります。また、培養に使用している容器はプラスチック製であることが多く、その場合は DIC(微分干渉コントラスト)が使えません。一方、DIC に代わる優れた手段として IMC モジュラーコントラストが用いられます。これは、プラスチック容器に対しても観察が可能であり、かつ専用の対物レンズやプリズムを用意する必要がありません。培養細胞用顕微鏡は、さらに作業効率をアップさせるために、取り扱いが容易である必要があります。
ライカの培養細胞用顕微鏡は使いやすいうえに、個々の目的に合わせてユーザーが選択した観察法に柔軟に対応します。
顕微鏡 – より高度な要求に応える
どのようなツールが必要でしょうか?
細胞生物学研究の現場では、細胞に蛍光マーカーを導入し、その後の挙動を研究用顕微鏡で観察する手法が広く用いられます。トラッキングの対象が蛍光タンパク質である場合、培養細胞用顕微鏡でトランスフェクション効率などを確認するために蛍光オプションが利用可能であることも必要です。
レポート作成とその作業の標準化として、顕微鏡にデジタルカメラを装備し、取得画像とそれにまつわるデータを取りまとめる機能も必要です。
スペースの問題と常に向き合う研究室では、培養細胞用顕微鏡はフードの中に収まることが期待されます。近年では、インキュベーター内に入れて使用できるほど、小型かつ堅牢な顕微鏡が求められる傾向にあります。
細胞培養用製品
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THUNDER Imager EM Cryo CLEM
THUNDER EM Cryo CLEMは、専用のクライオ蛍光顕微鏡システムです。最適なクライオ条件を維持することで、実験全体にわたってスムーズでコンタミのない試料の取扱いを可能にします。高解像度?

PAULA
デジタルセルイメージャー

Leica EM TP
自動ルーチン用ティッシュプロセッサー<br>

ARTOS 3D
アレイトモグラフィー向けウルトラミクロノーム

DMi8 S Platform
ライブセル研究用ルーチン顕微鏡

Leica EM ACE600
高真空コーティング装置<br>

Leica EM ACE900
フリーズフラクチャー(凍結割断)の画期的進歩

Leica EM UC7
常温・凍結切片作製用 ウルトラミクロトーム<br>

Leica DMi1
Entry level inverted microscope

Leica DM IL LED
LED照明を備えた研究用倒立顕微鏡
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