ライカの病理顕微鏡についてお気軽にお問い合わせください。
病理解剖学とは何ですか?
病理解剖学は、病気の臓器への影響を全体的かつ微視的に研究する医学領域です。
病理解剖学で顕微鏡はどのようなことに使用されますか?
顕微鏡は染色した組織試料や細胞の観察に有効で、異常を明らかにすることができます。 組織試料や皮膚試料は通常、外科手術や生体検査から生じ、ホルマリン漬けまたはホルマリン固定され、薄くスライスされ、カバーガラスが乗せられた状態で顕微鏡検鏡が行われます。細胞病理学では、体液、スクレーピング検査、吸引から得られた細胞を検査します。皮膚病理組織学は皮膚の検査を専門としています。
スピードが重要な組織学
術中迅速病理診断は、時間が何より重要です。手術の最中に一部の細胞や組織を採取し、病理医が短時間で、腫瘍が良性か悪性か、リンパ節に転移していないか、などについて診断します。
精度の高い診断を行うためにも、適切なツールは不可欠です。陰影、色、それらの変化する濃さを映し出す光学機器は、精度の高い診断を可能にします。
効率的なワークフローにより、タイムリーに作業を完了することができます。
試料検査では数多くの手順が必要なため、効率化が貴重な時間の節約につながります。その中で大きな役割を果たすのが人間工学に基づいた設計です。病理学者が身体的な不快さを感じることなく集中することを可能にします。
解剖病理学についてよくある質問
快適操作で疲れが軽減されます。人間工学に基づいて設計された顕微鏡は、姿勢だけでなくワークフローにおいても大きな違いを実感していただけます。ライカの臨床顕微鏡は、最小限の動きで操作できる設計で時間を節約します。画像に注釈を挿入するLAS Xソフトウェアや、画像を病院や検査室のシステム内で画像保存するためのTWAIN機能搭載のK3カメラ等、顕微鏡を現在のワークフローに統合するための各種アクセサリーが揃っています。
はい、顕微鏡は人間工学に基づいて設計されています。ライカ マイクロシステムズは、自然な姿勢で操作できるよう、人間工学に基づいた各種鏡筒を提供しています。ステージのXY移動ノブは伸縮式で、フォ ーカスダイヤルと同じ高さに配置できます。ユーザーから同じ位置で、対称設計にデザインされているため、胴体の軸と両腕が正しい角度を保ちます。この他にも人間工学に基づいた各種アクセサリーをご用意しています。
ライカ マイクロシステムズはお客様からのフィードバックをもとに、さまざまな臨床的ニーズに対応できる顕微鏡構成のDM2000、DM2500、DM3000を開発しました。こうした構成をPathology Solution Suiteと呼んでいます。
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