Visoria B 検査用顕微鏡
ルーチンの顕微鏡作業も、効率性と快適性の向上を実感いただけます。Visoria B 検査用顕微鏡は、生命科学や臨床検査室で行われる用途向けです。
コード化された機能、最適化された照明設定などの機能により、ワークフローを効率化します。顕微鏡の人間工学に基づいた設計により、より快適に、身体負担を最小限に抑えることができます。
Visoria B の紹介
ライフサイエンスおよび病理検査用
Visoria B 検査用顕微鏡は、ヒトや動物の組織学、植物組織、病理学検査など、さまざまな生命科学の研究にご利用いただけます。明視野、暗視野、位相差、微分干渉、4色蛍光など、さまざまなコントラスト法により、組織や試料の細胞内の微細構造を明らかにします。Visoria Bは体外診断(IVD)用としても認証されています。
最適化された照明設定で時間を節約
Visoria Bを使用することで、試料の観察と検査により多くの時間を割くことができます。
ライトマネージャー機能により、顕微鏡の倍率や観察方法を変更したとき、都度手動で明るさを調整する必要がありません。コード化により、倍率や観察方法に応じて照明条件が自動的に最適化されます。
顕微鏡を簡単に操作
Visoria° B は直感的な操作で、日々のルーチンを迅速かつ確実に実行できます。
- カラーコードにより、各対物レンズに適した絞りを簡単に選択できます。
- 内蔵のフォーカスストップ機構で、試料と対物レンズの衝突による不慮のダメージから保護します。
- 高い倍率でより精密にフォーカスをあわせられるように、粗動、粗微動、微動の3つのギアを備えたフォーカスシステムを提供しています。
さらに、Visoria B は、画像を取得すると自動的に照明がオフになる自動消灯モードを備えています。
顕微鏡の表面に抗菌性の銀加工を施すことで、清潔で衛生的な作業環境を維持し、細菌の拡散リスクを低減します。
人間工学を意識した、エルゴアクセサリーで顕微鏡をカスタマイズ
Visoria B の優れた調節機能により、正しい姿勢を保つことができます。ニーズに合わせて、人間工学に基づいたアクセサリーを各種ご用意しています。
- 人間工学に基づいたチューブ:15度の角度がついた人間工学に基づいたチューブ、または角度調整可能なバリアブル鏡筒(0~35度の傾斜)からご選択ください。リラックスした頭の位置と柔軟な視野角を実現します。
- 人間工学に基づいたモジュール:チューブの下にErgoModulesを挿入し、接眼レンズの高さを調整して、快適な座位姿勢を確保できます。
- 人間工学に基づいた高さ調節:オプションのエルゴリフトを使用することで、顕微鏡の高さを簡単に調整することができます。
Enersightソフトウェアを採用
検査用顕微鏡 Visoria B と Enersight ソフトウェアで、ワークフローを簡素化し、合理化しましょう。直感的なシングルインターフェースで、データをシームレスに比較、測定、共有を行うことができます。
主な特徴
- 照明ムラによる濃淡を自動補正して画像を最適化します。
- 「クイック輝度」機能を使用して、最適な照明とカメラ設定で高品質の画像を撮影します。
- 深度合成機能(EDOF)で鮮明な画像を取得します。
- 「マニュアルステージ」機能を使用したXYステッチングにより、より広い視野と高解像度で試料を観察できます。
- 最大4つの蛍光チャンネルの画像を組み合わせることで、より深い洞察を得ることができます。
- 明視野や蛍光など、さまざまな観察法による複数の画像を重ね合わせすることで、試料より深く理解することができます。
TWAINとの互換性
TWAINは、一部のライカ顕微鏡カメラとソフトウェア間の通信を可能にするプロトコルです。取得した画像をオフラインで画像処理も可能です。
お使いのカメラにTWAINを組み合わせることで、カメラ制御や画像取得が行えるほか、解析・保存用に様々なレポジトリに画像データを転送できます。画像を簡単に検査室や病院の情報管理システムに保存できます。