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Leica EM VCT500

  • 多彩なワークフローシステムと接続できます。
  • 試料のアクティブ冷却と新設計バルブによりさらに試料搬送が最適化されました。
  • ワークフローの次の装置へドッキングする際は、随時、試料温度と真空をモニターします。

なぜ真空クライオトランスファーなのか?

低温下での試料作製において、次の観察・分析装置に試料を搬送する際、不十分な保護で大気を通過すると、霜によるコンタミネーション付着、さらに氷晶形成による試料の構造破壊が発生します。

凍結した日焼け止めクリームローション、D. Pum教授、University of Natural Resources and Life Sciences(ウィーン)およびC. Tomova, S. Mimietz-Oeckler、 Leica Microsystems(オーストリア、ウィーン)
凍結した日焼け止めクリームローション、D. Pum教授、University of Natural Resources and Life Sciences(ウィーン)およびC. Tomova, S. Mimietz-Oeckler、 Leica Microsystems(オーストリア、ウィーン)

なぜLeica EM VCMおよびLeica EM VCT500なのか?

「電子顕微鏡で含水試料や流体材料の謎を解明するには、保存状態の良い試料が必要です。Leica EM VCMとLeica EM VCT500は、試料状態をモニターしながら余裕のある、より良い試料搬送が可能です。―SEMをはじめとする真空解析の新たな応用分野への懸け橋です。」 Saskia Mimietz-Oeckler、製品マネージャー

低温試料を真空機器へ  Leica EM VCM

新製品Leica EM VCMローディングステーションを使えば、さまざまな試料作製技法をクライオSEM、クライオTEM、クライオCLEMなど各種の分析装置に接続できるようになります。 BE CONNECTED

Leica EM VCM – 繋げる

  • 大気中の低温環境でローディングした試料を、真空シャトルで搬送できます。
  • 照明、拡大鏡、ツールドライヤー、LN2自動供給機構によりコンタミネーションフリーの試料処理を実現。
  • 最高3個の試料ホルダーと3種類の搬送オプションを搭載でき、接続性を向上しました。

接続性

大気下でのワークフローと同様、低温環境においても、必要なシステムに接続できることが重要です。Leica Microsystemsは、クライオワークフローにおいて、試料を確実に保護するために、EM試料作製システムから観察・分析装置までの接続を開始しました。

ライカEM試料作製ワークフロー

  1. 高圧凍結装置 ライカEM ICE
  2. 真空クライオマニピュレーションシステム ライカEM VCM
  3.  高真空コーティング装置EM ACE600、 ライカEM VCT500
  4. 真空クライオトランスファーシステム ライカEM VCT500
  5. 多くの分析装置へ適用可能(一例)

柔軟に接続-ホルダーの選択

用途に合わせた多彩な標準試料ホルダーをご準備しています。リクエストがあればカスタマイズホルダーにも対応しております。 標準ホルダー: 凍結割断、ダブルレプリカ法、凍結乾燥など オーダーメードの試料ホルダー対応:カスタマイズの詳細についてはお問い合わせください。

各種分析システムに柔軟に接続

Leica EM VCT500は、各ユーザーの要件に特別に合わせてカスタマイズされた装置です。 Leicaの販売チーム、研究開発部門は、お使いの観察・分析システムの製造メーカーと連携して、アプリケーションとワークフロープロセスが完全にマッチングしているかどうかを慎重に評価します

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