拡大観察作業を最適化

S9 シリーズ実体顕微鏡はニーズにあわせて複数のモデルから最適なものを選択いただけます。

  • ライカ独自の FusionOptics テクノロジーで、クラス最大 12 mm の焦点深度を実現。
  • 最大 55x の高倍率と 9:1 のズーム比で、全体像から細部の確認まで素早く切り換えられます。
  • 作動距離は 122 mm と広く、顕微鏡下の操作も簡単です。
ライカ S シリーズ グリノー実体顕微鏡
ライカ S シリーズ グリノー実体顕微鏡

3 倍の焦点深度で細部を素早く観察

ズームノブを回すだけで、FusionOptics による深い焦点深度と優れた解像度で明るくシャープな見えと、立体感あふれる像を観察できます。

3 倍の深い焦点深度により、前景から後景までシャープにピントがあった像を一目で捉えることができます。ピント合わせの時間が省け、顕微鏡オペレーターは時間を節約できます。

( FusionOptics による見えの違い。写真はプリント基板の例で、脳が認識する画像はこのように変わります。)

FusionOptics なし FusionOptics あり

幅広い倍率でダイナミックな観察

9:1 というズーム比を活かして、全体像観察から細部観察へと倍率を簡単に変更でき、観察と作業の速度が上がります

倍率 55x のアポクロマート補正ズーム光学系で、試料の細部がクリアに明るく見え、より情報を得られます。 

倍率を変えても、ピントが合いますので、観察に集中でき、疲れないで作業を継続できます。

広い作業スペースで、迅速・簡単に操作

S9 シリーズ実体顕微鏡は作動距離が 122 mm と広く、顕微鏡下での試料の検査・操作が容易に行えます。

広い作業スペースにより、ピンセットなどを用いた作業もスムーズで快適に行えます。

ライカ S シリーズ実体顕微鏡:S9 と S APO

S9 E:目視観察専用 
S9 D:カメラ用ポート付き 
S9 i:カメラを内蔵し、デジタル画像の共有が可能
S APO:80x の高倍率で、スクリーニングや選別が容易
S9 E:目視観察専用
S9 D:カメラ用ポート付き
S9 i:カメラを内蔵し、デジタル画像の共有が可能
S APO:80x の高倍率で、スクリーニングや選別が容易

カメラ内蔵 S9 i

デジタル画像を素早く入手

PC、HD モニター、またはモバイル機器上でライブ像をスムーズに観察。作業効率が上がります。S9 i 実体顕微鏡は 1,000 万画素 CMOS カメラを内蔵し、ご使用の環境のネットワークにイーサネット接続もできます。

タブレット端末を使用して、問い合わせに素早く答える、セカンドオピニオンを求める、問題点をディスカッションするなどが可能になります。

顕微鏡像を動画または静止画に記録できます。

S9 i のライブ速度は最高 35 fps の速度で、遅延のないスムーズな像を確認できます。

カメラ用ポート付き S9 D

デジタルイメージングに対応可能

S9 D はカメラをニーズにあわせて追加でき、実体顕微鏡をデジタルマイクロスコープ ソリューションに変更できます。目視とデジタル像は 50:50 の配分で、目視による立体観察とデジタル観察同時に行うことができます。

デジタル化により以下が実現できます。

  • トレーニング
  • 情報共有
  • セカンドオピニオン 
  • 画像解析、計測
  • レポート作成 

付属のカメラ用ポートには、C マウントタイプの各種カメラを接続できます。

観察作業用の実体顕微鏡 S9 E

ルーチン作業効率が向上 

ルーチンの観察・作業用には S9 E が最適です。コストパフォーマンスが高いモデルです。

S9 シリーズの他のモデル同様、高い光学性能を実装しています:

  • ライカ独自の FusionOptics テクノロジーでクラス最大 12 mm の焦点深度を実現。
  • また最大 55x の高倍率と 9:1 のズーム比で、全体像から細部の確認まで素早く切り換えられます。
  • 作動距離は 122 mm と広く、顕微鏡下の操作も簡単です。
  • ズームはクリックストップ付で再現性の高い観察
  • アポクロマート補正レンズで、高い色再現性と色にじみのないクリアな像

ライカ S APO、80×の高倍率に対応で、ユニークなグリノー実体顕微鏡

S APO は、アポクロマート 8:1 ズームと最大 80x の高倍率を実現したグリノー実体顕微鏡での品質管理、スクリーニングマイクロインジェクションなどのアプリケーションに最適です。

75 mm の作動距離を活かして、試料に容易にアクセスできます。人間工学を考慮した 38 度の鏡筒角度により快適な観察姿勢で作業でき疲労を軽減します。ズームのクリックストップで、再現性ある観察・作業ができます。 

カメラ用ポート標準搭載でデジタルカメラを接続できます。

デジタル対応

顕微鏡像を大きく見たい、写真撮影したいとお困りではありませんか?

デジタル機能を搭載した S9 i、S9 D、および S APO は、目視観察とデジタル観察両方に対応します。

モニター上で大きな画面で試料を確認して接眼レンズを覗いて細部をチェックするといった作業スタイルが可能になります。

S9 シリーズ実体顕微鏡でライフサイエンス研究の効率アップ

試料のダイセクションから、モデル生物の選別、スクリーニングまで、S9 シリーズ実体顕微鏡は、ライフサイエンス研究のワークフロー効率を高めます。

  • より多くの情報を提供:ライカの独自技術である FusionOptics テクノロジーは、高解像度と深い焦点深度により複雑で疲れる作業も快適に行えます。
  • トレーニングにも最適:カメラ内蔵の S9 i、またはカメラ用ポート付き S9 D は、手技のトレーニングやディスカッションに最適です。
  • 撮影記録も容易:ライカ専用ソフトウェア付属で、スケールバーを入れたい、測長したいなどのニーズにも応えます。
ライフサイエンス研究の場で活躍するライカ S9 シリーズ実体顕微鏡
ライフサイエンス研究の場で活躍するライカ S9 シリーズ実体顕微鏡

S9 i - TWAINとの互換性

TWAINは、一部の顕微鏡カメラとソフトウェア間の通信を可能にするプロトコルです。 取得した画像をオフラインで画像処理も可能です。 

お使いのカメラにTWAINを組み合わせることで、カメラ制御や画像取得が行えるほか、解析・保存用に様々なレポジトリに画像データを転送できます。 Laboratory/Hospital Information Management System (LIS/HIS/LIMS)等への画像保存も簡単に行うことができます。

TWAINドライバーをご希望のお客様はこちらからご登録ください

詳細を知りたい方はこちら

ライカまでご相談ください お客様のご質問やお悩みにお答えします。

お問い合わせ

ライカまでお気軽にご相談ください Show local contacts

Scroll to top