
明るく、美しい蛍光像
蛍光実体顕微鏡 Leica M205 FCA & Leica M205 FA
蛍光観察において、試料の深さ情報とともに、鮮明な蛍光シグナルを検出することができ、かつてない像を実現します。
動画: c.elegans pharynx with mCherry. Courtesy of Martin Gamerdinger, Ph.D., Scientific Project Leader, Molecular Microbiology, University of Constance, Germany
セミ電動のメリット:
- 顕微鏡設定は自動保存され、再現性が高い結果が得られます。
- フィルターは最大4つをセット可能。作業を中断しません。
- フットスイッチを組み合わせて、フィルターの交換、ピント合わせ、照明調節ができ、両手を自由に使ってスクリーニング作業ができます。
リアル 3D画像
ライカ M205 FCA/FAでは、FusionOptics technologyを搭載。2 本の観察用光路それぞれに別の役割を持たせ、右目からは最大の開口数による高分解能の像、左目からは焦点深度の深い像をインプット。相反する2つの情報は人の脳で意識することなく融合され、高い倍率での立体観察を実現しました。
- 右側光路は最大の開口数での高分解能画像、左側光路は焦点深度の深い画像を提供
- 細部が極めて明瞭であると同時に、焦点深度が深い画像を見ることができます。
- FusionOptics の詳細は Leica Science Lab をご覧ください。FusionOptics technology
優れた解像度
細部を正確に認識できることは、特に微小な生物を扱う研究では重要です。デジタル解像度に関する規格 ISO18221 によれば、ライカ M205 FA および M205 FCA の解像度は 1279 lp/mm すなわち 0.78 μm(カットオフ周波数 0dB)に達します。
*M205 FA, 2x PlanAPO 対物レンズ, Cマウントアダプタ 0.63x, DMC4500カメラ(full frame mode), Apple 5K 27” モニター使用時

Zebrafish, mpx:eGFP line: time lapse images of the neutrophils to the tail resection. Courtesy of Dr Carl Tucker, The Queen’s Medical Research Institute, University Edinburgh, United Kingdom. In this in vivo model the inflammatory response in a transgenic zebrafish line that expresses GFP under the neutrophil-specific myeloperoxidase promoter is shown. “Quantitative data can be generated from this model by counting of fluorescent cells or by digital image analysis” (Renshaw et al Blood 2006) DOI 10.1182/blood-2006-05-024075
迅速なスピード
顕微鏡設定はコーティング・電動化を通じて、倍率や絞りの位置がリアルタイムでソフトウェアに送信されます。ライブ画像上に常に正しいスケールバーが表示され、倍率を変更しても、リアルタイムで更新されます。画像を保存すると、画像と一緒にすべての顕微鏡設定が保存され、いつでも呼び出すことができます。
▪ 誰もが信頼できる結果が得られます。
▪ 顕微鏡システムとソフトウェアがインテリジェントに接続
▪ TL5000 Ergo 透過光ベースはズーム比設定に応じて開口数を自動的に調整、最適なコントラストが得られます。
2 x 補正対物レンズ
液浸試料は、空気の屈折率 (1) と水の屈折率 (1.3) が一致しない、また通常の対物レンズは球面収差により、微細構造の観察は難しく、像がぼける傾向にあります。ライカ PLAN APO 2.0x CORR 対物レンズは屈折率の調節が可能で、試料と対物レンズの間に 5 mm の水があっても明瞭な画像が得られます。この対物レンズを使用すれば、水が存在しない場合と同様の解像力で観察と記録が可能です
Fluorescence video imaging of a zebrafish larva expressing green fluorescent protein (GFP) immersed in an aqueous solution. Leica M165 FC, 2x CORR Plan Apo対物レンズ使用 (右図)、通常レンズ使用(左図)。The heart of the zebrafish larva is seen beating in both videos. The larva appears blurrier in the non-corrected image on the right. Courtesy of M. J. Hamm and W. Herzog, Angiogenesis Laboratory, Max Planck Institute for Molecular Biomedicine and Westfälische Wilhelms University in Münster, Germany.

ライフサイエンス向け画像解析LAS X ソフトウェア
LAS X はすべてのライカ顕微鏡で利用できるソフトウェア プラットフォームです。LAS Xは解析のワークフロー全体にわたって段階的にガイドします。
- ライブデータモード:実験パターンのデザインと環境のコントロール
- フォーカス合成 (EDOF)
- デコンボリューション処理した z スタックと XY との組み合わせにより、オーバービュー像を取得
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