STELLARIS 5 & STELLARIS 8 共焦点顕微鏡プラットフォーム
最先端の研究を発表するには、詳細を確認し、新しいアプリケーションを試し、信頼性の高いデータを収集できる必要があります。 ライカの使命は、顕微鏡イメージングにおける研究者のパートナーとなり、科学の発展を促進するための力となることです。 ライカは STELLARIS 共焦点プラットフォームによって、より真実へと近づくために共焦点顕微鏡を再び創造しなおしました。
詳細を観察するための Power
Leica Power HyD ファミリーの超高感度検出機能によって向上した画質をご体験ください。 ライカの新しい検出器ファミリーは、より高い光子検出効率（PDE）*とより低いダークノイズを提供し、より高い輝度とより詳細なイメージングを実現します。
ライカマイクロシステムズの新しい知的財産である独自のフォトンカウンティング法の Power Counting は画像コントラストを著しく向上させ、共焦点イメージング実験から定量的結果を得ることができます。
WLL、ライカ独自の AOBS、 Power HyD 検出器ファミリーを統合し、サンプル中のスペクトルプロファイルに完全に適合する励起と検出の調整を可能にし、鮮明でシャープな画像を提供します。
POWER HYD 検出器ファミリーの詳細情報はこちら
* 従来のマルチアルカリ光電子増倍管（PMT）に比べて光検出効率（PDE）を 2 倍に向上、拡張赤色域において 3 倍に向上
さらなる知見を得るための Potential
STELLARIS独自のTauSenseテクノロジーは、すべてのサンプルからさらに多くの情報を引き出し、研究の科学的インパクトを高めることを可能にします。タウセンスは、蛍光寿命に基づくアプリケーション指向のイメージングツールで構成されており、細胞内の分子の機能を探索するために使用することができます。
- TauContrastは、代謝状態、pH、イオン濃度などの機能情報に即座にアクセスすることができます。
- TauGatingは、不要な蛍光を除去することにより、画像の品質を向上させます。
- TauSeparationは、スペクトルの選択肢を超えて、実験における蛍光シグナルの組み合わせを広げるのに役立ちます。
- TauInteractionは、分子間相互作用（例：タンパク質-タンパク質相互作用）のわかりやすい検出と定量化を提供します。
もっとやりたい」という生産性
セットアップとアクイジションを効率化： STELLARISのスマートユーザーインターフェイスであるImageCompassは、最も複雑な実験でも数回のクリックで簡単に直感的にセットアップできる方法をユーザーに提供します。
- とにかく速い： LIGHTNING超解像、ダイナミック・シグナル・エンハンスメント（DSE）、Aiviaによるリアルタイムかつフルスピードでの超高画質。
- 直感的なユーザーインターフェース： 実験のセットアップから撮影まで、ImageCompassがガイドします。
- 実験を最適化します： LAS X Navigatorなどのツールがシームレスに統合され、わかりやすいイメージングを実現します。
画像を分析し、隠れた洞察を得る
ライカマイクロシステムズが提供する先進の画像解析ソフトウェアソリューションAiviaとLAS Xは、顕微鏡を使った研究を次のレベルへ引き上げるための力を与えてくれます。
Mica/THUNDER/STELLARIS とライカの AI を活用したソフトウェアAivia を組み合わせることで、機械学習や深層学習の幅広いアルゴリズムにより、顕微鏡のイメージングデータから有意義な洞察を得ることができます。
Image: 成熟状態は異なる pH 値に関連しており、TauSense の TauSeparation ツールを用いて、NIR 染色の蛍光寿命の変化でとらえることができます。この例では、初期エンドソームから後期エンドソーム、ライソソームまでの4つのステージが識別されています（シアン、イエロー、マゼンタ、レッド）。 個々のエンドソームを識別し、Aivia 3D Object Trackingツールで追跡します（色分けされた球体とトレース）。Aivia解析は、エンドサイトーシス経路の特徴付けに必要なパラメータ（経路長、平均トラック速度、平均拡散係数、平均曲率など）を返します 。
重要なデータへのアクセス
Autonomous Microscopy powered by Aiviaで、高品質な結果を迅速に得ることができます。
- STELLALRIS共焦点顕微鏡プラットフォーム上で、AIを搭載した希少イベント検出ワークフローを使用し、生物学的サンプル中の稀な事象を最大90%まで自律的に検出することができます。
- 高い価値のあるデータの取得時間を最大70%短縮し、関心のある対象だけを検出することで、データの質を高め、ハードディスクの容量を節約することができます。
- 顕微鏡での作業時間が短縮されます： 自律的な希少イベント検出ワークフローにより、通常必要とされる時間と比較してより短時間での作業が可能となります。
- Autonomous Microscopy powered by Aiviaで、時間の制約や複雑さのためにこれまで実施が難しかった実験を実現することができます。
